遮音性

安らぎは静寂から生まれる。 静けさを日々愉しめる住まい。

外からの騒音、家の中の生活音など、音の問題を建材、構造、設備、技術でコントロール。
遮音性にこだわることで、家族ひとりひとりが心から安らげる環境を実現します。

建材や構造が優れた遮音性を発揮

建材や構造が優れた遮音性を発揮
音に煩わされることなく暮らせる安らぎの住まい

鉄などに比べて音の伝搬係数が低い木を使い、隙間のない構造となっているツーバイフォー工法は、音を大幅に抑える性能を有しているのが特徴です。また、壁そのものが外壁材や断熱材、構造用面材といったさまざまな素材によって形成される多重構造となっているため、様々なタイプの音を防ぎ、室外の音に煩わされずに日々を過ごせるというメリットもあります。

振動や音を拡散させる効果がある
サウンド・リジリエント・チャネルズ

遮音金物や断熱材、二重貼りの石膏ボードなど、さまざまな工夫で上下階の音ストレスを軽減

「静けさ」を追求するため、THE HOMEでは1階天井に二重貼りした石膏ボードと分厚い断熱材を設置し、さらにサウンド・リジリエント・チャネルズというS字型遮音金物を固定しています。空気の層を設けることで振動や音を拡散させる効果があるサウンド・リジリエント・チャネルズと、吸音性を高める効果がある55㎜の断熱材、これらの相乗効果がTHE HOMEの高い遮音性を支えています。

吸音性にも優れたグラスウールを使用
石膏ボードとの併用で「静けさ」を実現

壁や天井に、断熱材として使用されることが多いグラスウール。THE HOMEで使用されているグラスウールは、断熱性のみならず吸音性にも優れているのが特長で、中高音域の遮音性能が約10~15デシベル改善されるといわれています。このグラスウールを石膏ボードなどと併用することで、さらに優れた吸音性・遮音性を実現しています。

1階天井に二重貼りした石膏ボード

分厚い壁や外壁材、高性能な窓により飛び抜けて高い遮音性を発揮

分厚い壁と外壁材、そして単体ガラスの約2倍以上の遮音性を誇る複層ガラス・PVCサッシなどを採用しているTHE HOMEは、飛び抜けて高い遮音性を発揮する住まいです。
外の騒音は、住宅地では40~75デシベル、市街地では60~85デシベル。一般的に望ましい騒音レベルは30~40デシベルといわれていますが、Low‐E加工複層ガラスサッシの場合は、約27デシベル以上の遮音効果があるため、室内や外の音を気にせず快適な毎日を過ごすことが可能です。

約27デシベル以上の遮音効果を誇るLow-E加工複層ガラスサッシ

column 騒音と健康

睡眠妨害を引き起こしたり、集中力を妨げるなど、騒音は暮らしにさまざまな影響をもたらす

「騒音」とは、騒がしく不快感を起こさせる音で、ある目的に対して障害になるような音を指します。そんな騒音による影響は、大きく4つに分けられます。「生理的影響」「心理的影響」「活動妨害」「社会的影響」です。「生理的影響」には、聴力が下がる聴力妨害や、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりといった睡眠妨害が含まれます。「心理的影響」には、ストレスによる不眠などが、また「活動妨害」には、仕事、読書などに対する作業妨害、会話などの聞き取りを妨害する聴取妨害が含まれます。さらに、騒音によって住まいの資産価値が下げるといった「社会的影響」を受ける可能性もあるのです。中でも深刻なのは、「生理的影響」や「心理的影響」ではないでしょうか。快適かつ健康に暮らし、なおかつ子どもたちを健やかに育むためには、騒音のない環境と、騒音に影響されない遮音性の高い住まいが求められます。

column “音環境”を意識した住まい

ストレスのない日々のために、住まいの“音環境”を整える

暮らしの中には、さまざまな音があふれています。心身の健康のためには、完全に静まり返っている状況よりも、ペットの鳴き声や家族がおしゃべりをする声、鳥の鳴き声、風の音など、ある程度音に包まれている方が良いといわれています。しかし一方で、不安感や精神的ストレスをもたらす音や、一定以上の大きさで聞き続けると健康に影響を及ぼす音もあるのも事実。
大切なのは、快適な“音環境”をつくることです。これには、住まいの構造や素 を寄せ付けない遮音性の高い断熱材や窓を選べば、ストレスのない“音環境”を実現することができます。THE HOMEは、高断熱・高気密の躯体に加え、遮音性の高い断熱材や高性能な窓を備えるなど、“音環境”を意識した、快適な住まいです。